約 5,568,892 件
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/247.html
いつもより早い仕事場からの帰り、俺は時計屋の爺さんのところへ蒼星石を迎えにいく。 マ:「こんちわっす。」 元:「こんにちわ。おや、蒼星石は一緒じゃないのかね?」 マ:「あれ、こっちにお邪魔してませんでした?」 元:「いんや、今日は来とらんよ。」 どうやら蒼星石は桜田家の方へ行っていたようだ。 朝、俺が蒼星石がどちらへ行くか、聞き間違えたらしい。 元:「まぁ、上がりなさい。」 マ:「あ、いや、蒼星石を迎えに行かないと。」 元:「わしの方から桜田さんとこに電話しとくよ。」 そう言うなり柴崎の爺さんは俺の返事を待たず、桜田家に電話をかけ、 俺がしばらく柴崎さんとこに留まるという旨を伝えてしまった。 元:「さ、上がりなさい。」 なんか妙に強引だなぁ。 マ:「はぁ。んじゃお邪魔します。」 俺は店の入り口から奥の座敷に移動する。 元:「遊園地では散々だったそうじゃな。」 マ:「滅茶苦茶大変でしたよ。」 このまましばらく他愛ない会話を続ける。 そんな折、 元:「でもまぁ、わしが一緒についていたら蒼星石もそう不安がることもなかったじゃろうな。」 マ:「はぁ。」 元:「やはり何だかんだ言ってわしが一番頼りにされとるから。」 自惚れだろ。いったいその自信はどこからくるんだ。 マ:「いや、お言葉すが蒼星石が一番頼りにしている男は俺すよ。」 これは譲れないね。 元:「なんじゃと?」 爺さんの表情は一変する。 マ:「いや、だって普通に考えてそうでしょ。俺の方が体力とかあるし。」 元:「はぁ~。お前は年季の違いというのものを理解してないな。あと、熟年男性の渋みというのも理解しとらん。」 年季って何の年季だよ。 あと熟年って、熟しすぎだろ。もう渋みとかもろもろ抜けてんじゃないの? マ:「柴崎さんが思ってるほど、蒼星石はそうは思ってないと思うすよ。」 元:「黙れ小僧! お前にあの子の何がわかる!?」 え、なんでそんな急にエキサイトしだすの? やっぱりこの爺さんは頭のネジが何本かぶっ飛んでるな。 マ:「あれあれ、いいんですか? そんなこと言って。あげませんよ? 写真。」 爺さんにつられたわけじゃないが、俺も少々意地が悪くなる。 元:「写真じゃと?」 マ:「遊園地で写したやつですよ。」 撮影者はみっちゃんだ。プロ並みの腕前を自称するだけあって、どの写りも申し分ない。 俺はカバンから写真の束を取り出し、爺さんに見えないようにして一人楽しむ。 マ:「あ~あ。せっかく柴崎さんのために用意してきたんだけどな~。 あ、この写真なんて最高! 蒼星石の表情がよく撮れてる!」 元:「!?」 マ:「あ~、この写真なんて、ミラーハウスで蒼星石と翠星石が一緒に鏡にぶつかってる場面じゃないか。 かわいいなぁ。あ、これは弁当のおにぎりを頬張ってる・・・」 元:「よこせ! それをよこせ!」 マ:「蒼星石の最も頼りにしてる男性は?」 元:「う、うぐ・・・!」 クククク。 元:「こうなったら実力行使じゃ!」 わわ、柴崎の爺さんが襲い掛かってきた! う、しかも速い! その歳にしてはだが。 元:「ある方の助言によりわしは乳酸菌を毎日摂り続け、高血圧を見事克服! もう昔の電気スタンドに手をぶつけて痛がっていたわしではないぞ!」 知らんがな。 マ:「ちょ、柴崎さん落ち着いてくださいよ!」 乳酸菌摂ってもカッとなる性格は治らなかったのか。 俺と柴崎の爺さんは取っ組み合いになった。 元:「さぁ、写真をよこせ! よこすんじゃ!」 マ:「ちょ、写真折れますから!破けますから!」 俺は抵抗するが、さすがに本気は出せない。吹っ飛ばして怪我させたら事だ。 元:「こわっぱがぁ!」 マ:「いい加減にしろ、このモウロクジジイ!」 ついに取っ組み合いながら罵り合う。 蒼:「マスター! おじいさん! な、何やってるの!?」 マ:「あ。」 元:「あ。」 いつのまにか蒼星石が鞄で浮きながら、俺と爺さんを驚愕の目で見ていた。 マ:「え、あ、いや、これは・・・。」 元:「わし、この男に意地悪されたんじゃ~。 わしはただ写真を見せてって言ったのに、見せてくれないんじゃ~。」 あ、こら、泣きまねすな! 蒼:「ちょっとマスター、こっちに来て。」 鞄に乗ったまま蒼星石が俺の耳を掴み、引っ張る。 マ:「あ、い、痛いって!」 蒼星石の後ろで爺さんがベロを出してニヤニヤしてるのが見える、チクショー! 元:「あ、マツ。」 さらに爺さんの後ろで、いつのまにか爺さんの妻であるマツさんが買い物袋を下げて立っていた。 マツ:「いらっしゃい。どうぞゆっくりしていって下さいね。」 マ:「ど、どうも。」 マツ:「それとあなた、ちょっとお話があるの・・・。」 なんか、マツさんから静かな怒気が・・・・。 元:「マ、マツ・・・いつから見ていた・・・?」 俺は恐怖にすくむ爺さんを尻目に、蒼星石に耳を引っ張られながら隣の部屋まで連れてかれる。 蒼:「マスター、座って。」 蒼星石が怖いよ・・・。 マ:「はい・・・。」 床に腰を下ろす俺。 蒼:「もっとちゃんと座って!」 マ:「は、はい。」 正座に足を組みかえる俺。 蒼星石は鞄から降り、仁王立ちでまっすぐ俺を見据えている。 蒼:「まったく、僕の方からこっちに来てみたら、いったい何やってるの、マスター。」 蒼星石にとって頼りがいのある男について言い争ってました、なんて恥ずかしくて言えない。 マ:「いや、あの爺さんが急にキレだして・・・。」 蒼:「おじいさんがそんな急に怒り出すわけないでしょ! いったい何したのマスター!」 いや、ホントだって。 でも、こういう時は素直に非を認めるのが一番だな。 マ:「いや、なんというか・・・。反省してます。正直すまんかった。」 そんなとき、隣の部屋からピシャン!という鋭い音が聞こえた。 マ:「!?」 ま、まさかあのキレやすい爺さん、マツさんに手を上げたのか! 俺は腰を上げかける。 元:「顔はやめとくれ~、マツ~!」 襖越しに爺さんの悲痛な叫びが聞こえた。 マ:「!?」 蒼:「ちょっとマスター! 話は済んでないよ!」 え? 蒼星石は気にならないの? 蒼:「おじいさんとは後で仲直りしてもらうとして・・・それとねぇ、マスター。 前々から言おうと思ってたんだけど僕が作ったおかずをつまみ食いするのやめてくれないかな?」 え? なんかいきなり全然関係無い話が出たぞ。 まさか、この機会に俺の日頃の行いの説教をしようという魂胆か? 蒼:「僕がマスターのつまみ食いに気付いてないと思ってたの?」 むむむ、音も立てず完全に気配を消してたと思ってたんだが、バレてたか。 蒼:「五個揚げたはずのコロッケが二個になってたときは本当、どうしようかと思ったよ。」 マ:「・・・・。」 そりゃバレるか。 マ:「それは、蒼星石の作る料理が美味し過ぎるからついつい・・・。」 蒼星石の顔が少し赤くなる。 蒼:「そ、そんな見え透いたお世辞言っても駄目だよ・・・。」 いや、お世辞じゃねぇって。 そんなとき、隣の部屋からドフッと鈍い音がした。 マ:「!?」 俺は隣の部屋の方を見る。 元:「腹もやめとくれ~、マツ~!」 襖越しに爺さんの悲痛な叫びがまた聞こえた。 マ:「!?」 蒼:「ちょっとマスター! ちゃんと聞いてるの!?」 マ:「あ、聞いてます、聞いてます!」 なんで蒼星石は平然としてられるわけ!? マ:「あの、蒼星石。隣の部屋の爺さんと婆さん大丈夫・・・かな?」 蒼:「? おじいさんとおばあさんはいつもあんな感じだよ?」 マジで!? し、知らなかった。 蒼:「マッサージなんだって。なぜか僕にそのマッサージ見せてくれないけど。」 マッサージねぇ・・・。 ドメスティックバイオレンスという名のマッサージ・・・。 蒼:「まだ終わってないよ、マスター!」 そのあと俺はこってりと蒼星石に絞られることとなった。 やれ車のスピード出しすぎるなとか、鼻をかむときティッシュを使い過ぎるなとか 冷蔵庫を開けっ放しにするなとか、脱いだものをそこらに放って置くなとか、ご飯のおかわりは二杯までとか。 蒼:「だからそうすれば・・・。」 マ:「はい。」 蒼:「・・・っていったよね?」 マ:「はい。」 蒼:「それで覚えてないかもしれないけど・・・」 マ:「はい。」 蒼:「こんなことまで言いたくないんだけど・・・」 マ:「はい。」 蒼星石の言葉の洪水に俺は打ちひしがれ、自動的にハイハイ言うようになっていた。 蒼:「・・・今夜は僕と一緒に寝る?」 マ:「はい。・・・・・!!???」 蒼:「やっぱり! 全然聞いてない!」 蒼星石こそドサクサに紛れて何か言わなかったか? そんなとき、隣の部屋が騒がしくなった。 元:「ギブ! ギブアップじゃマツ! ギブギブギブッ・・・! う!」 マ:「!?」 襖越しからの爺さんの呻きを最後に、シーーンとする隣室。怖い、なんか怖いよぉ。 蒼:「もう・・・続きは帰ってからだよマスター。さ、立って。」 マ:「はい・・・。」 やっと終わった。溜まりに溜まってたんだなぁ・・・。はぁ・・・。 俺は立ち上がろうと膝を上げるが、長いこと正座してたため足が痺れていた。 うまく力が入らない。 マ:「あ!」 蒼星石の方へ倒れこんでしまう。 蒼:「わぁ! マスター・・・!」 蒼星石を押し倒してしまった。 マ:「ご、ごめん! 足が痺れてて・・・。」 蒼:「もう、重たいよ。はやくどいて。」 蒼星石が赤くなりながら俺を押しのけようとする。 俺は足の痺れもあって動きが遅れる。 マ:「ちょ、ちょっと待ってくれ、あ、足が・・・。」 マツ:「蒼星石ちゃんもそろそろマスターさんのこと許してあげ・・・・」 マツさんが襖を開けて入ってきた。 マ:「あ。」 蒼:「あ。」 マツ:「・・・・。」 これはまずい。嫌がる蒼星石を俺が無理やり押し倒してるように見えるではないか。 開いた襖の隙間から、爺さんが仰向けに気絶しているのが見えた。 爺さん、すごい健やかな顔をしていらっしゃる。 マツ:「ちょっと・・・他人の家でそういうことをするのはどうかと思いますよ・・・。」 マ:「あ、違う! 違うんです!」 マツ:「あなたにも『マッサージ』が必要ね・・・。」 マツさんの手が俺の肩に掛かった。 マ:「あ。」 アッーーーーーーーーーーーーーー!! 蒼:「マスターーー!」 終わり
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/160.html
しばらくして。蒼星石は身を起こした。 そして、その顔は無邪気な笑顔を浮かべていた。 「へへへ…ましゅたぁ…」 「蒼…大丈夫か?」 「ましゅたぁーー!!」 そう言って、蒼星石は俺に飛びついてきた。 「ましゅたぁ…あったかーい。スリスリ」 まるで猫のように甘えてくる。普段の蒼星石からは考えられんほど、積極的だ。 甘えられるのは嬉しいが、あまりの豹変ぶりに少し戸惑った。 「ましゅたぁ…なでなでしてー」 言われるがままに頭をなでなですると、すごく嬉しそうにしている。 「ましゅたぁ……すやすや…」 しばらくしていると、蒼星石は俺の体に身を預けたまま寝てしまった。 翌日。 「マスター。僕、昨日お酒飲んだ後の記憶がないんだけど…」 「そ、そうか。それより、体の方は大丈夫か?」 「うん。なんともないよ。それより。僕何かマスターに迷惑かけた…?」 「いや、何にもなかったぞ。うん、何にも、なかった。」 「…?。まあ、マスターがそういってくれるならよかった。でも、昨日は幸せな夢を見た気がする…。」 あまりの豹変ぶりだったので、蒼星石には、飲んだ後のことは隠すことにした。 言うと、恥ずかしすぎて、しばらく顔を合わせてくれないような気がしたし。 でも、これなら、時々飲ませるのもいいかなあ、とも思った。 ---END---
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/538.html
この前うちに蒼星石が来てたときの話なんだけど 真紅も翠星石も雛苺も下にいってたし、蒼星石ほとりなら静かだからいいかなと思って油断してたら ベッドの下に隠してあった本が蒼星石に見つかったんだよね。 「へぇ…JUM君もやっぱりこういうのに興味があるんだ…」とか言いながら ページをペラペラめくっては顔赤くしてたんだよ。 その光景が妙にかわいかったから、次の瞬間には僕が蒼星石を押し倒してた。 しかも真っ赤な顔のまま「…っ JUM君…… 何するの…?」って言ったりするもんだから 僕ももう理性が飛んじゃっていつ真紅達が上がってくるかとかも気にしないで 服の上から蒼星石の胸とかを揉んだりしてたんだよ。 これが思いの他柔らかくて触るたびに「あっ…やめてよ…」とか言って (JUMだけに美味しい思いはさせたくないので省略しました。 JUMだけを木っ端微塵にするには『蒼星石の可愛さは異常^^』と書き込んでください)
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/534.html
蒼星石にブツは ついてないよ派(公式派) ├薔薇乙女についてるはずが無いよ派(一般派) │ ├誤解は多いけど絶対に無いよ派(絶対信念派) │ │ ├外見こそらしくないけどしっかり女の子だよ(外観派) │ │ └実は薔薇乙女一の良妻賢母だよ派(内面派) │ ├JUMとくっつくから女の子だよ派(ヒロイン無視次元彎曲派) │ ├自分とレズるから女の子であるべきだよ派(蒼星石とレズりたい派) │ └確認したら自分で無いって言ってたよ派(確実派) │ └蒼は俺の嫁だからある筈無いよ派(大衆的妄信派) │ └きちんと確認したから分かるよ派(エロス派) │ └毎晩可愛がってるから分かってるよ派(絶倫過激派) └付いてようが付いていまいが蒼は大好きだよ派(覚醒派) 付いてるよ派(脱線暴走派) ├付いてるけどその蒼い子は本物かどうか疑わしいよ派(疑惑派) │ ├それ梅岡派(巨大勢力先生派) │ ├それ元治派(アニメ重視ジジコン派) │ └それ一葉派(原作重視ジジコン派) ├女の子だけど付いてるよ派(みさくらなんこつ派) │ ├翠星石とくんずほぐれつだよ派(ふたなり同人誌派) │ └毎晩俺を掘ってるよ派(蒼の異常な愛情派) ├実は男の子だよ派 │ ├あんな可愛い子が女の子のハズ無いよ派(ショタ原理主義派) │ ├薔薇乙女の中でも異端なんだよ派(おちんちんランド派) │ │ └それでももちろん愛してるよ派(わぁい派) │ └本当は乙女じゃないのに勘違いしてるんだよ派(バッドエンド派) │ └まあ夢なんだけどね派(夢オチぶち壊し派) └付いてるけど本人はその事で悩んでるんだよ派(妄想爆発派) ├その葛藤がたまらないよ派(異常性癖派) └ある日起きたら生えてたんだよね派(非日常突入派)
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/375.html
朝起きたら蒼星石が居なかった いつもなら朝早く俺を起こしに来てくれるのに 【蒼星石が消えた日~】 「………」 言葉が出ない 家中のどこを探しても蒼星石は見つからない。 俺は家を出て蒼星石と行った所のある場所をくまなく探した 蒼星石を探していたら突然雨が降り出してきた ザァー…ザザァー… 「雨…煩いな…」 雨が降ってきたが俺は体に降りかかる水滴を無視し蒼星石を探すのに集中した。 しかし蒼星石は見つからなかった もしかしてもう家に帰ってるんじゃないのか? 淡い期待を胸に抱きながら家に帰ってみたが 「……」 家には誰も居ない 俺はテーブルに向かい濡れた体を乾かさずにテーブルに腰掛けた 気持ち悪い… なんで蒼星石は消えたんだ? 俺は蒼星石のミーディアム 蒼星石がミーディアムに何も告げずに消える訳がない… カチッカチ… 時計の音が部屋中に響く… 「もうこんな時間か…」時計をみるともう夜中の1時だった。 「蒼…」 ――ここで俺の意識は途切れた―― ――― ――― ―― ――― 「…スター…」 煩いな…俺は今疲れるんだ…黙っていてくれ… 「マスター!」 ………… 蒼星…石? 「酷いよマスター。僕が呼んでるのに黙ってだなんて…」 悲しそうな表情で蒼星石は俺を見つめた。 「ほ…本当に…蒼星石なのか?」 「…うん。そうだよ。」 蒼星石が言い終わったと同時に俺は蒼星石に抱きつく 蒼星石はいきなり抱きつかれて驚いていたが俺のこんな弱々しい姿を見て表情を和らげ俺を向かい入れてくれた。 それから時間が過ぎ、俺は正気に戻り 「…ごめんな。いきなり抱きついたりして」 と謝ったが 「フフ、別にいいよ。マスターは特別だからね」 と蒼星石は顔を赤らめながら言ってくれた。 しかしその表情は何処となく寂しかった 突然蒼星石の足場ぎ崩れ落ちる 足場が無くなった蒼星石は下に落下していく 「な!?なんだこれは!?」 いきなりの出来事に驚いたが俺は蒼星石が落下する事を防ぐ為に瞬時に蒼星石の手を掴み落下を防いだ 「あ、危ない…いきなりなんなんだ… 蒼、心配するな。今引っ張り上げるからな」 俺は言い終わると同時に腕に力を入れ蒼星石を引っ張り上げようとする……が 「ッ!? 力…入れて引っ張ってるのに…なんであがんねぇんだよ…!」 腕に力を入れるが蒼星石を引っ張り上げる事ができない 蒼、ごめんな。もう少し待ってろよ」俺は蒼星石に笑顔でそう言ったが、蒼星石から思いもよらぬ言葉が帰ってきた 「マスター…手を離して…」 俺は蒼星石が言った事が理解出来なかった 「バカ…いくら人形だからって…こんな高さから落ちたらバラバラになっちまうだろうが…!」 底は漆黒の闇で何も見えない程高い 「僕はもう行かないと…」 そういうと蒼星石の体が突然光り出し、透明になっていった。 「!?」 俺は声にもならない声をあげたがその間にも体は消えてゆき腕までも透明になりさっきまで掴んでいた手が消えていった 「消えるな…!消えないでくれ!!」 俺は悲痛な表情で必死に蒼星石の手を握ろうとするが為無意味だった… そして漆黒の闇に堕ちながら消えていく蒼星石 そして俺は発狂したように泣き喚く… ――――― ―― ―― ―― そこで目が覚めた 「夢…か…」 しかし俺は夢を見て全てを理解した 蒼星石は消えたんじゃない…負けたんだ…。アリスゲームで負けて奪われてしまったんだ… ローザミスティカを… 蒼星石は落ちる際に俺に呟いた 「マスター…今までありがとうございました」 と…。 君を守れなくてごめんなさい。 守りたかったけど守れなかった 大切な子だったのに 痛い…痛い… どうしたら……この痛みは消えますか? end
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/540.html
この前蒼星石が家に来たときの話なんだけど 真紅達がリビングに降りてて静かだったから勉強してたら、蒼星石がお茶持ってきてくれたんだ。 「JUM君、勉強頑張ってね」とか言いながらお盆にお茶菓子も添えて。 可愛いなあと思ってたら、蒼星石が床においてあった教科書につまづいて転んじゃったんだ。 ドジった姿も可愛いなあと思って見てたら股間のあたりが死ぬほど熱いんだよね、 何事かと思ったら転んだ時に湯のみが空を飛んで僕の股に熱いお茶がかかったらしくて、ズボンがびしょ濡れになってたんだ。 かかった場所も場所だったし、熱い熱いって大騒ぎしてたたら蒼星石も動揺して「ごっ、ごめん!JUM君!」とか言っておろおろしてたんだ。 そして平常心を失ってたからか知らないけど、そばにあった布巾を掴んで「すっ、すぐ拭くから!」って言って僕のズボンを拭きだしたんだよ。 当然場所があそこだから、蒼星石の小さい手が一生懸命拭くたびにズボン越しにだけど僕のあれに当たるわけ。 もう誘ってるとしか思えなくてついつい押し倒しちゃってた。 押し倒したときは「っ…やめてっ…」とか言ってたけど、お茶こぼしたことに罪悪感感じてたのか激しい抵抗はしなくて 少したったら諦めたのか「これでJUM君の気が済むなら…好きにしていいよ…」とだけ言って目を閉じたんだよ。 僕もうそのときは興奮したからか蒼星石の気持ちとかも考える暇も無くて、まず蒼星石の胸を (JUMをこれ以上図に乗らせるわけにはいかないので省略しました。 JUMをドラム缶に入れて生コンで固めて、東京湾に沈めるには『蒼星石の可愛さは異常^^』と書き込んでください)
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/967.html
※○○には適当に自分の名前を脳内で入れてください 秋も深まってきた頃… 今日はマスターが文化祭で学校に出かけてて 僕一人お家で留守番の日曜日です。 翠「お邪魔するですよー」 蒼「やぁ翠星石、いらっしゃい」 翠「あれ、今日はダメ人間居ないのですか?」 蒼「マスターは学校だよ、今日は文化祭なんだって」 翠「へぇ~、日曜日なのに大変ですねぇ、 からかってやろうと思ったのに残念ですぅ」 蒼「ん?何だろうこれ…」 机の上に小さな冊子が置いてあった 僕はそれを拾って読んでみた 蒼「これは…マスターの学校の文化祭のパンフレットだね 保護者来賓可だそうだよ、ご丁寧に学校の場所まで書いてあるね」 翠「私達に来てくれって言ってるような物じゃないですか!」 蒼「ふむ、たまにはマスター達の学校にお邪魔するのも悪くないかも」 翠「ほらほら、さっさと行くですよ!」 蒼「ちょ、ちょっと待ってよ!この格好だと流石にまずいよ…」 翠「ふーむ…それもそうですね…」 蒼「あ、そう言えばクローゼットに…あった!」 僕はクローゼットの中から小さな女物の服を2着引っ張り出した。 翠「な、何でこんな服がダメ人間の家にあるんですかぁ!」 蒼「た、たまにマスターが僕に着せてくれるんだ(///)」 翠「なあっ!あのダメ人間は蒼星石にこんな服を着せて喜んでるんですか!?」 蒼「う、うん…(///)」 翠「許せねぇですぅ!ほら、さっさとあの人間をとっちめに行くですよ蒼星石!」 僕が白色、翠星石は黒色のワンピースに着替えて マスターの学校へと歩き出した。 翠「うぅ…なんで態々徒歩なんですか…鞄で飛んでいけば一瞬じゃないですか…」 蒼「仕方ないでしょ、あんな大きい鞄持っていったら目立ってしまうじゃないか 幸い学校も近いし、これ位は我慢しなよ」 翠「確かにそうですけど…」 蒼「ほらほら、音を上げるにはまだ早いよ。」 学校に着くまでそんな他愛も無い話をしながら 僕と翠星石は歩いた… そしてマスターの学校の前に着いた。 翠「へぇ、これがあのダメ人間の通ってる学校ですか…思ってたより大きいですね」 蒼「うわぁ、人が一杯居るよ…この中からマスター見つけられるかな…」 やはり文化祭という大きな催しなだけに人も溢れていた 何処に行けばいいのか分からず途方に暮れてると女性が僕達のほうへやってきた 女「あら、可愛らしいお嬢さん達ね、誰か探してるのかな?」 翠「えっと…あの…頼んだです蒼星石!」 そう言って彼女は僕の後ろに隠れた 蒼「ごめんなさい…彼女とても人見知りなんですよ…」 翠「そ、そんな事はどうでもいいじゃないですか!それよりもあの人間の居場所を聞くですよ」 蒼「そうだね、あの…マスt…じゃなかった○○さん何処に居るか分かります?」 女「○○君なら同じクラスだよ、今は多分店番してた筈だから教室まで案内しようか?」 蒼「では、ご好意に甘えさせていただきますね。」 こうして僕達はマスターのクラスメイトだという女性に案内され マスターが居る教室に向った、そして… 女「○○君にお客さんだよー小っちゃい女の子が二人居るけど…親戚の子?」 マ「俺に客?何かの間違いじゃないか?大体年下の親戚なんていな…!?」 蒼「えへへ…遊びに来ちゃいました」 翠「態々翠星石様が来てやったんですからありがたく思うですよ。」 マ「ちょ…まじでか…ちょっと店番頼んでいいかな…?」 女「いいわよ、楽しんでらっしゃい」 マ「サンキュ!恩にきるぜ!」 マスターは彼女に店番を任せて僕達と一緒に行動する事になりました 蒼「でも良かったの?店番をあの人に任せちゃって…」 マ「どうせもうすぐ交代の時間だったからね、少しぐらい平気さ」 翠「ほらほら!さっさと私達をエスコートするですよ!」 マ「はいはい、分かりましたよお姫様方」 そしてマスターの案内で学校を回っていた しばらく校内を適当に回った後… マ「まぁ、ざっとこんな物かな?」 蒼「ねぇマスター、所々でお店をしてるみたいなんだけど…」 マ「あぁ、この学校では1クラス1個何かしらのお店を出すんだよ」 翠「いくらか興味深い店があったですぅ、さっさと回ってしまいますよ。」 マ「ふむぅ、僕も少し興味ある店があったから一緒に行っちゃおうか」 そしてまず、マスターの興味があったというお店に入ることにした しかしそのお店は… 店「お帰りなさいませご主人様」 所謂メイド喫茶だった… そもそも学校でこの様な店を開いてもいいのだろうか… 何故教師は止めなかったのだろう… と様々な疑問が頭を過ぎって居るが 僕のマスターはそんな事を気にせずただ目の前に居る メイドの格好をした女生徒に夢中になっていた そんなマスターを見てると何故か胸が締め付けられるようだ… 翠「ダメ人間も下劣なオスだったのですね…失望したですぅ…蒼星石?」 蒼「うわぁぁぁぁぁん!」 気が付いたら僕は目から雫を流しながら行く宛も無く走り出してた マ「蒼星石!」 後ろからボクを呼ぶマスターの声が聞こえたが構わずに走っていた とりあえず涙が止まるまで体育館の裏手に隠れる事にした 蒼「うぅ…僕は…こんなにもマスターの事が好きなのに… マスターは違う女の人ばかり見て…」 時間が経てば経つほど悲しみがこみ上げて 目から溢れんばかりの涙が出て来る… そして20分程僕はすすり泣いていた 女「あら…あなたは○○君の…」 マスターのクラスメイトの女性の方がこちらを見て 驚いたような顔をしていた 蒼「あ、マスt…じゃない○○さんのクラスメイトの…」 女「ふふふ、私の事は広美でいいわよ。」 蒼「広美さん…ですか」 広「それよりも○○君が血相を変えてあなたを探してたけど…どうしたの?」 僕は広美さんに今まであったことを全部話した 彼女は僕が話し終わるまで何も言わずずっと話を聞いていた。 蒼「と言うわけなんですよ…」 広「ふぅん…あなたはよっぽど○○君の事が好きなんだね」 蒼「えぇ…まぁ…(///)」 広「それなら想ってばかりじゃなくて行動に移さないと!」 蒼「えぇ!?ぼ、僕には無理ですよ(///)」 広「早く行動に移さないと○○君誰かに取られちゃうかもよ?」 蒼「そ、そんなぁ…」 広「噂をすればなんとやら、ほら頑張れ!」 向こうからマスターと翠星石が走ってきた マ「はぁはぁ…やっと見つけた…」 翠「もう!心配したですよ蒼星石!」 蒼「ごめんね…勝手に行動しちゃって…」 マ「こっちもごめん…蒼星石が居るのに… あんなメイドに現を抜かして…怒ってるよね?」 蒼「僕の気持ちを当ててくれたら許してあげる…」 マ「うーんと…怒ってる?」 蒼「違うよ。」 マ「…ごめん分からない…教えてくれるかな?」 蒼「仕方ないね…マスター、顔出して…」 マ「分かった…でも何をする気かn…んむっ!?」 蒼「くちゅ…くちゃ…ぴちゃ…ぷはぁ…」 僕はマスターの顔に自分の顔を近づけて 僕の唇をマスターの唇に重ねた マ「そ、蒼星石さん…昼間から凄い積極的ですね…」 蒼「これが僕の気持ちだよ、マスターの返事も聞かせて欲しいな。」 マ「俺も同じ気持ちだよ…でもここら辺にしておかないと…ほら」 そう言ってマスターはある方向を指差した 蒼「あっ!」 マスターの指差した先には 頬を膨らませて鬼気迫る表情でこちらを見ている翠星石と ニヤニヤしながらこちらを見てる広美さんが居た 翠「許さねぇです人間!翠星石の蒼星石から唇を奪うなんて…スィドリーム!」 彼女は翠色の人工精霊を呼び何処からか金色の如雨露を取り出した マ「ちょ、義姉さん落ち着いて!まずその物騒な如雨露をしまいましょうよ!」 蒼「翠星石落ち着いて、こんな所で如雨露を出すのはマズイよ…」 何とか翠星石を落ち着かせた後 ただ状況を見てるしかなかった広美さんに事情を説明した 広「へぇ…何か普通の人とは雰囲気が違うなと思ってたけど…まさか人形だなんて…」 蒼「俄には信じがたいと思いますが…」 翠「ちょ、何勝手に言ってやがるですか!」 マ「大丈夫ですよ義姉さん、こいつは信用できますよ」 蒼「あの…広美さん今日聞いた事は…」 広「分かってるわよ、誰にも言わないわよ。」 蒼「それと…広美さんとマスターの関係って…」 翠「何でそんな事聞くですか?」 蒼「そ、そんなのどうでもいいじゃないかぁっ!(///)」 マ「関係も何も…ただの幼馴染って所かな」 広「安心しなさい蒼星石ちゃん、彼と私は貴女が想像してるような関係ではないわよ。」 蒼「そうですか…安心しました。」 翠「話が全く見えねぇですぅ…」 蒼「ほらほら、もう暗くなってきたから僕達は先に帰ろうよ、」 翠「そうですぅ、誰かの所為で鞄もねぇですから、さっさと帰るですぅ。」 蒼「では、マスターと広美さん、お先に失礼しますねー」 こうして色々あった僕達初めての学校は無事大団円を迎えた ちなみにこれは余談ですが広美さんがたまにマスターの家に遊びに来て 僕達と一緒に遊んだりして過ごすようになりました。
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/928.html
マ「ねえねえ、夏休みはどう過ごすのがいいかな?」 蒼「うーん、朝はだらけず早起きしてご飯もきちんと食べて・・・」 マ「ほうほう。」 蒼「それでせっかくだから運動する時間もとって体力を付けて・・・」 マ「うん・・・。」 蒼「だけど勉強も疎かにせず知的な・・・」 マ「ちょっと待った!」 蒼「何?」 マ「そんな模範的な過ごし方を聞きたいのではなくってさ・・・。」 蒼「そりゃあ別に聖人君子みたいになってくれなくてもいいんだけど・・・ 言っちゃなんだけどさ、マスターって夏休み最終日に徹夜で宿題を仕上げてたタイプでしょ?」 マ「そんな事無いぞ!」 蒼「あ、そうなんだ。失礼な事を言っちゃってごめんね。」 マ「徹夜しても終わらなかったなんてのもザラだった!」 蒼「威張らないでよ。」 マ「ごもっとも。・・・で、聞きたいのはそういう事じゃなかったんだって。」 蒼「じゃあどういう事?」 マ「蒼星石は自分の夏休みをどう過ごしたいのかなって事。」 蒼「夏休み?別に僕には夏休みも何も無いじゃない。」 マ「いやあ、そりゃそうだけどさ、何かしたいことは無い?海に行きたいとか。」 蒼「海ねえ、何をしに?」 マ「え、ああっと・・・イルカさんとお友達になるとか?」 蒼「そんな事できるの?」 マ「ごめん知らない。でも希望があれば調べるし、場合によっては翠星石とかにも呼びかけるから。」 蒼「マスターが?」 マ「うん、たまには翠星石と水入らずでしばらく過ごしたいとかあるんじゃない?」 それを聞いて蒼星石がちょっと考え込む。 蒼「あのさ・・・厄介払いなら・・・普通に言ってくれれば・・・」 マ「え?」 蒼「たまの長期休みだもんね。誰かとどこか行くの?別に僕は独りで居ればいい・・・」 マ「違う違う!そんなんじゃないよ。ただちょっと思いついたから・・・。 本当に何でもいいんだよ?香港に行って美味しい物いっぱい食べたい!とかでも。」 蒼(ああなるほど、今日見に行った映画の影響か) ようやく唐突な発言の理由が分かり安堵する。 蒼「それなら別にいいよ。わざわざそんな時間を設けてもらわなくても不満も無いし。」 マ「たまの機会にやってみたいなって事の一つや二つは・・・」 蒼「無いよ。」 マ「でもさ、自分でこうしたいって事があっても普段はなかなか思うように出来ないでしょ?」 きっぱりと断言するもマスターの方も一向に引き下がる気配が無い。 マ「いつも良くしてもらってるからさ、ちょっとしたお返しって事で可能な限り力になりたいんだ。 例えば思い出の場所があるならそこまでは連れて行けるかもしれないし、 もっと単純にこれ食べてみたいなとか欲しいなってのとかがあれば買って来るとか出来るだろうしさ。」 蒼「うーん、気持ちはありがたいんだけど、特に無いなあ。」 マ「別に難しく考えなくてもいいよ?夏休みなんて言い方も意識しなくていいし。 こういう事したいってのがあればそのために時間と労力は割かせてもらうよって事だからさ。」 蒼「時間と労力か、でもそんな長くは無理だよね?」 マ「二、三日くらいなら余裕でなんとかなると思うよ。出来る限り頑張るからさ。」 蒼「・・・そうだなあ・・・翠星石やみんなには内緒にしてもらえる?」 マ「もちろん。細かく話したくなければ詮索したりもしないよ?」 蒼「約束だよ?」 マ「うん、約束ね。」 蒼「じゃあね・・・」 翠「翠星石、満を持して参上!」 マ「あ、いらっしゃい。」 テーブルに着いたマスターが元気よく現れた翠星石を出迎える。 マ「今日は何の用?」 翠「夏休みだから真紅の提案でくんくん尽くしを開催するですよ。」 マ「ほう。」 翠「くんくんが名探偵としての開花を遂げる劇場版『くんくん、誕生!』から時系列に沿ってマラソン上映をするのです。」 マ「そりゃあハードだね。」 翠「まあ夏休みですからね。で、蒼星石はどこです?お誘いに来たんですが出かけてるんですか?」 蒼「いや、ここに居るよ。説明も聞いてた。」 翠「ありゃりゃ?」 蒼「残念だけど今回は参加を見送らせてもらうよ。」 翠「んー?」 翠星石が声を頼りにテーブルの周りを回り込むとさっきまで隠れていた蒼星石の姿が見えた。 翠「おやまあ、そんな所に居たんですか。」 蒼「うん・・・変かな?」 さっきまでは丁度テーブルの陰に隠れている形だったが、蒼星石はマスターに抱っこされていたのだった。 翠「いや、別に変じゃないですけどね、今までそうしてるのにお目にかかった事は無かったので・・・。」 マ「あはは・・・」 翠「で、なんでそんな事をしてるんですか?」 マ「え、ああそれは・・・」 蒼「・・・・・・。」 蒼星石がマスターを見上げてくる。 その目が何を言いたいかは言葉で聞かずとも分かる。 マ「えーとね、夏休みしか一緒にこうして過ごせないし、たまにはゆっくり一緒に過ごさせてって・・・“僕の希望で”!」 翠「お前が、ですか?」 マ「うん、“僕が”!!」 翠「・・・ふむ、あまり蒼星石を振り回すんじゃないですよ?」 マ「はい。」 蒼「ごめんね、そういう事だから今回は不参加で頼むよ。」 翠「仕方ないですね、くんくん尽くし第二部にまた誘いに来るです。 ちなみにくんくんカムバックの劇場版『ミッシングくんくん』から開始ですよ。」 蒼「了解。わざわざごめんね。でも四、五日の間は無理だから。」 マ「四、五日!?・・・いや、そうなんだよ。」 翠「四、五日ですか・・・まあいいですよ。代わりに年中夏休みの人間で妥協しときますから。」 蒼「あ、それと・・・」 翠「大丈夫ですよ。他の連中には適当に説明しておきますから。それじゃあ失礼しますよ。」 翠星石が踵を返す。 マ「もう帰るの?お茶くらい出すけど。」 翠「他の連中が待ってるし結構ですよ。それにせっかくわがままに付き合ってくれてるのなら時間を大事にしろです。」 マ「あ・・・分かった。」 蒼「じゃあここからでごめんね。」 翠「構いませんよ。じゃあまた。」 翠星石がそう言って部屋から出て行った。 蒼「ふふっ、ばれなかったみたいだね。」 マ「怒られなくて良かった・・・。」 蒼「そうだね、もっと何か言われるかと思ったよ。」 蒼星石がほっとしたようにマスターに寄りかかった。 そんな蒼星石を見てマスターも思わず微笑むと、改めて蒼星石を抱き寄せる。 翠(やれやれ、双子の姉をないがしろにして・・・腹に据えかねるのも確かですが・・・ 隠してたつもりかもしれませんが、蒼星石が幸せそうなら姉としては引き下がるしかありませんね) そんな風にして蒼星石は一週間程の楽しい夏休みを過ごしたのだった。
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/793.html
桜田家にて 翠「キャアーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」 蒼「どしたの?」 翠「チビ人間がいじめるんですぅ」 JUM「こらあああーこの性悪人形!!」 翠星石がまたジュン君を挑発したのだ。 真「朝から騒々しいわね」 雛「わーいバタバタなのーーー♪」 バタバタ・・・・ 翠「あっ」 どしーーーーーーーーーーーん がし JUM「つかまえ・・・・」 翠「ひいいいいいいいいい」 がぶっ JUM「うおおおおおおおおおおおおかっかんだあー」 翠「気安く触るなですぅ」 蒼星石はあきれた顔つきで見ていたが、どこかへ行ってしまった 翠「はら?蒼星石がいないんですぅ・・・・」 そのころ・・・ 蒼「やっと静かになった」 双子だけど、性格は正反対のようです・・・・・。
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/539.html
一昨日蒼星石が家に来たときの話なんだけど 真紅や翠星石達が居間でくんくんのDVD見に行っててちょうど僕一人だったんだ。 僕も健全な男子なわけだし日頃溜まってるものを出すいい機会だと思って エロサイトを開いて自慰開始した直後、ベッドの辺りになんか見えたんだよ。 まさかと思って見たら、蒼星石が一人でちょこんと座ってこっち見てたんだ。しかもPCの画面を凝視してるような体制で。 とりあえずPCが誤作動起こした事にしようと思って立ち上がったら、急に蒼星石が口開いて 「…JUM君… その…不潔だよ…」って言って来たんだ。 顔真っ赤になってるのに冷静さを保とうとしてるその表情がまたなんともいえないような可愛さで、気づいたら蒼星石をベッドの上に押し倒してた。 当然抵抗されると思ったんだけどそういうのとか全然無くて 「やっ… JUM君…だめだよ…」とか「下の皆が来ちゃうよ…?」とか言うだけだったんだよ。 もしかしてこういう事を期待してたのかなと思って、とりあえず服の上から胸を撫でると 「あっ… 駄目、止めて…」とか甘い声を (スレ住人のことを配慮して省略しました。 JUMを双剣で八つ裂きにするには「蒼星石のかわいさは異常^^」と書き込んでください。)